トップアスリート 成功思考

ベストセラー「イチロー思考」「イチロー頭脳」の著者が56人のトップアスリートの言葉から、「成功の法則」を解説。「長く続く強い発見は、凡打をして、その凡打の理由がわかった時なのです」(イチロー)からは、失敗した時こそ、チャンス到来!! という発想で元気を出して、失敗の理由をどこまでも追求していく思考パターンが、学びとれる。この世の中はうまくいくことよりも、うまくいかないことのほうが圧倒的に多い。ならば失敗サイドに興味を持ち続けよう。失敗続きのプロジェクトの中に飛躍のヒントが隠れている。仕事が成功する言葉、自己を覚醒させる言葉、人生を変える言葉で構成。
児玉光雄 著
【定価1,575円(税込)送料290円】ISBN4-8172-0239-4 C0075
- はじめに
- 多くの人が「自分には才能がない」と思い込んで、才能に蓋(ふた)をしてしまっている。これはとても残念なことである。あなたは「イチローやタイガー・ウッズほど才能がない」と決めつけてしまっていないだろうか? しかし、その考え方は間違っている。彼らがあなたより優れているのは、個性を発揮する程度があなたよりも少しだけ過激であるということ。 確かに、あなたには、イチローの巧みなバットコントロールや、ウッズの正確無比の300ヤードドライバーショットは持ち合わせていない。しかしあなたにも必ずイチローやウッズよりも優れた才能があるはずだ。彼らと同じように、自分の個性を目一杯発揮して日夜努力したら、あなたは必ず凄い人間として周りの人間から評価されるはずだ。 この本の中でも再三強調しているが、20年以上にわたるスポーツの天才の思考パターン分析でわかったことは、「執念」こそチャンピオンの共通点。執念がチャンピオンを支えている。この本に収録されている彼らの思考・行動パターンを学んで自分の仕事に応用すれば、あなたもチャンピオンのような夢を実現できる。 (抜粋)
- 第1章 仕事が成功する言葉
- 「当たり前の日々がこんなにもうれしくて、ありがたいものだと、今日という日があらためて気づかせてくれた」松井秀喜 -- 失意の時にも精神的なエネルギーを溜め込もう
- 「私は『いま』という時間に身を置き、自分が何をすべきかということに全神経を集中させている」タイガー・ウッズ -- 目の前の仕事にのめり込もう
- 「目標達成までは本当にあともう少しだった。今までにないくらい万全に準備したし、何カ月もかけてあの目標のためだけに練習してきた。その分、失望は大きかったよ。その代わり、得るものも多かった。初めて全仏の決勝戦に進出したことは、今後の自分にとって大きなモチベーションと自信なったと思う」ロジャー・フェデラー -- 準備周到こそチャンピオンの共通点 ほか
- 第2章 自己を覚醒させる言葉
- 「でも僕にとってはね、不思議なことにそれはあまり興味の対象ではないんです。『僕、今何位なんですか?』って、本当に何位か知らない。はっきり言って、どうでもいいんだよね(笑)。まだ、選手権のランキングを争う段階ではないと思っているんです。僕がやりたいのはそういうことじゃないから」佐藤琢磨 -- 他人の評価を無視して自分を絶対評価しよう
- 「自分で自分射形をビデオで見て、『こいつは俺が指導している生徒なのに、なかなか思い通りにいかない選手だなあ』と思いながらやっている」山本博 -- 五感を研ぎ澄ましてイメージを描こう
- 「横綱は、強い相撲を取らなければいけないんです。自分は力士として身体が小さい分、考えた相撲を取らないと勝ち続けることはできない」横綱・朝青龍 -- 自己プロデュースについて真剣に考えよう ほか
- 第3章 人生を変える言葉
- 「できなくてもしょうがないは、終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら、絶対に達成できません」イチロー -- ネガティブな言葉を徹底的に封印しよう
- 「ストレートは自分の持ち味。自信のあるもので勝負したいと思いました。A・ロッドには打たれましたが、完ぺきにミートされたわけではないですし。野球というのは、投手に力があれば勝てます。自分のボールで勝てるチャンスがればそのボールでいく。WBCに関しては悔いはないです」藤川球児 -- 自分の一番の武器にしがみつこう
- 「もう、世界王者とか世界記録保持者とかそういうのを全部捨てて、本当に、自分の持てる力をきちんと出す気でいかなきゃいけない。初心に戻って、もう一回、世界の大舞台できちんと戦えるように力作りをしていきたい」北島康介 -- 過去の栄光を忘れて気持ちをリセットさせる ほか
- 著者紹介
- 児玉光雄(こだま・みつお)
1947年生まれ。鹿屋体育大学教授。過去20年以上にわたりスポーツ心理学者として、プロフェッショナルの思考・行動パターンを分析。また、日本でも数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント心理分析のエキスパートとして知られている。ベストセラーになった「イチロー思考」「イチロー頭脳」(いずれも東邦出版)ほか、著書は100冊以上。日本スポーツ心理学会会員。日本体育学会会員。




